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晴れやかこどもの日 イベント会場などで賑わい

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ペットボトルロケットの打ち上げを楽しむ子どもら(5日、角田市で)

 「こどもの日」の5日、県内は好天に恵まれ、関連のイベント会場やレジャー施設は家族連れなどでにぎわった。

ペットボトルのロケット発射!

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙センターがある角田市の台山公園では、恒例の「かくだ宇宙っ子まつり」が開かれた。園内には日本初の純国産ロケット「H2ロケット」の実物大模型(約49メートル)も設置されており、宇宙に興味がある子どもたちが多く駆けつけた。

 センター職員が企画したペットボトルロケットの発射体験には、約400人が参加。空気入れでペットボトル内部の圧力を高めて発射する仕組みで、水しぶきをあげながら上空高く飛ぶと、大きな歓声が上がった。

 亘理町から家族で訪れた小学1年の男児(6)は「すごく楽しかった。宇宙のことがもっと好きになった」と笑顔だった。

宮城沖で初捕獲サメの冷凍標本

 仙台うみの杜水族館(仙台市宮城野区)では、宮城県沖で初めて捕獲された約2メートルの「ミツクリザメ」の冷凍標本が子どもたちの関心を集めた。

 ミツクリザメは牙が鋭く、獲物を捕まえる時に顎を突き出す姿が悪魔に似ていることから、英名では「ゴブリンシャーク(悪魔のサメ)」と名付けられている。同館によると、この展示中のものは4月28日、女川沖の水深830メートルで捕獲されたが、水揚げした際には死んでいた。これまでの国内での捕獲の北限は茨城県沖だったという。

 大崎市から家族で訪れた年長の男児(5)は標本をのぞき込むように観察し、「牙がとがっていて、顔が怖かった」と話した。展示は6日まで。

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