石川 能登町 地震で被害 再開のレストラン 大型連休でにぎわう | NHK

能登半島地震の被害のため休業していた石川県能登町にある植物公園のレストランが今月営業を再開し、大型連休中の家族連れなどでにぎわいました。

能登町の柳田植物公園は「のとキリシマツツジ」やフジなど四季折々の花が咲き、地域の人たちに親しまれていますが、能登半島地震で、水道やガスの配管が破損するなどしてレストランなどの施設が休業しました。

公園は地震直後から全国の消防の拠点にもなったほか、コテージでは避難者も受け入れてきました。

レストランでは仮設の配管を整備したり天井を修復したりして、地震から4か月がたった今月1日から営業を再開しました。

大型連休の最終日となった6日も家族連れなどが訪れ、地元特産の「能登牛」を使ったステーキやハンバーグなどを注文していました。

帰省中の家族と訪れた能登町の80代の女性は「親族が帰ってくるたびに訪れています。気分転換もできてよかったです」と話していました。

植物公園を運営している企業の竹内剛代表は「全体の復旧はまだできていませんが、能登の味を通して、地元の人や県外の人に少しでも元気を与えていきたい」と話していました。