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毎日新聞
2024/5/7 05:00(最終更新 5/8 11:53)
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ポスト みんなのポストを見る シェア ブックマーク 保存 メール リンク 印刷 親孝行できず申し訳ありません。本当に幸せでした。こんな形でお別れになってごめんなさい――。25歳だった銀行員の男性は家族に宛てた手書きのメモを残し、命を絶った。メモの横に並べられたスマートフォンはロック機能が解除されていた。「息子が何かを訴えている」。記録されていたメッセージを手掛かりに、母親は死の真相を探り始めた。 「家族思いの息子だったんです」。50代の母親は男性が東和銀行(本店・前橋市)に就職し、初任給をもらった頃を思い出す。男性は母にポーチ、父にショルダーバッグをプレゼントした。祖父母ら家族8人を連れて和食料理店でごちそうもしてくれた。 同居していた母親は銀行に入った男性が、仕事の愚痴を言うのを聞いたことがなかった。それが暗転したのは2017年4月。埼玉県川越市の川越支店の配属となり、法人営業担当になってからだった。 残り1218文字(全文1584文字) すべて見る
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過労自殺した息子の残したスマートフォンを手にする母親。スマホのロック機能は解除されていた=大阪市中央区で2024年4月22日午後3時42分、土田暁彦撮影
業績評価されたば…
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