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親子でお出かけ、恐竜や魚に大はしゃぎ 栃木県内「こどもの日」にぎやか 孫のため…かしわ餅やおもちゃ買う人も|下野新聞 SOON

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とちぎわんぱく公園でティラノサウルスと写真撮影する家族=5日午前9時50分、壬生町国谷

大前恵比寿神社の神使祭子供祭で川魚を放流する子ども=5日午前10時20分、真岡市東郷

 「こどもの日」の5日、県内各地で子ども向けのイベントなどが開かれ、大型連休終盤を楽しむ家族連れでにぎわった。夏の始まりを告げる「立夏」にふさわしい晴天に恵まれ日差しが降り注ぐ中、屋外では元気に走り回る子どもたちの歓声が響いた。帰省した孫たちと思い出をつくろうと、玩具店や和菓子店を訪れる人もいた。

 真岡市東郷の大前(おおさき)恵比寿神社では、子どもの健やかな成長を祈願する恒例の「神使(しんし)祭子供祭」が行われた。親子連れら約20人が参列し、神事の後、神社の東側を流れる五行川に川魚約300匹を放流した。

 半袖姿の子どもたちは、はしゃぎながら素手や網で魚を捕まえ、川に放っていた。母親と弟の3人で訪れた芳賀町祖母井(うばがい)、小学1年山本陽翔(やまもとはると)さん(6)は「ぬるぬるして少し持ちづらかったけど楽しかった」と笑顔を見せた。

 等身大の動く恐竜の模型が見られる壬生町国谷のとちぎわんぱく公園内の「大恐竜パークinとちぎわんぱく公園」には、午前9時半の開園直後から多くの家族連れが詰めかけた。恐竜と写真撮影を楽しむ家族らでにぎわい、間近に迫る恐竜に「怖い」と声を上げる子どもの姿も。群馬県高崎市下小鳥町、保育園年中佐藤修太(さとうしゅうた)ちゃん(4)は「ティラノサウルスがかっこよかった。また来たい」と満喫した様子だった。

 小山市神山2丁目のトイザらス・ベビーザらス小山店では、多くの子どもたちが熱心におもちゃを品定めしていた。同所、会社員谷内田進(やちだすすむ)さん(76)は、名古屋市から来た孫2人に昆虫のおもちゃを買いに訪れた。「孫にはついつい買ってしまう。一緒に遊ぶこともあり、疲れるけど楽しい」と目を細めていた。

 宇都宮市泉が丘2丁目の「柏屋菓子店」ではこの日、端午の節句を祝うかしわ餅の予約が約100件に上り、午前中から客足が絶えなかった。同市、主婦篠原雅子(しのはらまさこ)さん(74)は、静岡県から帰省した中学1年生の孫のために購入。「1人で会いに来てくれた。孫は甘い物が大好きなので、おいしいかしわ餅を食べさせてあげたい」とほおを緩めていた。

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