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阪神 ノイジーの人柄にじむ生還シーン フェンス激突のヤクルト・丸山和を心配そうに見つめる 下位打線で一気に同点/デイリースポーツ online

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 「阪神-ヤクルト」(19日、甲子園球場)

 阪神が2点を追う二回、犠飛2つで試合を振り出しに戻した。同点のホームを踏んだシェルドン・ノイジー外野手はフェンスに激突しながら好捕したヤクルト・丸山和を心配そうに見つめながら生還。人柄の良さがにじむワンシーンだ。

 先頭の渡辺諒が敵失で出塁すると、続くノイジーが左翼線へ二塁打を放ち、無死二、三塁と好機を拡大した。ここで梅野が右翼へ犠飛を放って1点をかえし、助っ人は三塁へ進塁。続く木浪も右翼へ大飛球を放ったが、ヤクルトの丸山和が懸命に背走してキャッチ。直後、フェンスに激突した。

 甲子園には鈍い音が響いたこともあり、ノイジーは心配そうに右翼方向を見ながらホームへ。その途中、再度右翼方向に目をやりながらゆっくりと同点のホームを踏んだ。ファンも「ライトを心配しながら戻ってくるノイジーかわいかった」と指摘するなど、助っ人の人柄がにじんだワンシーンだ。

 今季は開幕直後に近本がダイビングキャッチした際、甲子園の芝生を自ら修復。さらに雨の横浜のヒーローインタビューでファンに感謝の言葉を発するなど、プレー以外の部分でも注目を集めているノイジー。心優しき助っ人が価値ある同点劇を演出した。

 さらに四回には先頭打者として中前打を放って起点となると、無死満塁から才木の押し出し四球で勝ち越しホームを踏んだ。さらに近本の適時打で追加点を奪い、ヤクルト・石川をKOした。

 守備でも2点リードの七回2死一塁から長岡が左翼線へ放った打球に対し、スライディングキャッチを試み、勢い余ってグラブから飛び出したボールを右手でキャッチ。甲子園は大歓声に包まれた。

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