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応援ソング初披露で機運盛り上げ 来年5月に福山で「世界バラ会議」:朝日新聞デジタル

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 【広島】来年5月に福山市で開かれる世界バラ会議福山大会の「開催1年前イベント」が18日、同市緑町のローズアリーナで開かれた。歌手の手嶌葵(あおい)さんが大会応援ソングを披露し、機運を盛り上げた。

 世界バラ会議は3年に1度開かれ、各国の研究者や生産者、愛好家らが交流する。福山大会は来年5月18~24日の予定で、関連行事としてバラの博覧会もある。

 この日のイベントでは、市の「100万本のばらのまち福山応援大使」を務める手嶌さんが大会応援ソング「Happy Rose」を初披露。「さあ 花を咲かせましょう」と呼びかける歌声が会場に響いた。

 ガーデニングが趣味でバラを数多く育てているという俳優のサヘル・ローズさんも登壇して「福山のバラはこんなに生き生きしている。バラを育てられる平和、環境がどれほど価値があるかをかみしめたい」と話した。

 会場周辺では、同市最大のイベント「第57回福山ばら祭」も開かれており、最終日の19日は市中心部でメインイベントの「ローズパレード」がある。

 世界バラ会議福山大会に合わせ、来年5月17~19日にはバラの博覧会「Rose Expo FUKUYAMA 2025」が開かれる。

 この日に概要を発表した実行委員会によると、会場となるローズアリーナには、著名なアーティストや華道家が手がけるローズガーデンを設ける。切りバラのコンテストや新品種の展示も行う。

 フラワーアーティストで大会アンバサダーのニコライ・バーグマンさんによるパフォーマンスや、スウェーデン出身の庭師・村雨辰剛さんらのトークショーも予定。バラの苗や園芸用品、バラにちなんだ食べ物などのマルシェも開く。

 同市世界バラ会議推進室によると、イベントは有料の予定。詳細は今秋ごろに公表するという。(矢代正晶)

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