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<広島9-3巨人>◇19日◇マツダスタジアム広島が巨人に勝ち、今季同一カード初の3連勝で、4月5日以来の2位に浮上した。3点を先制された直後の1回裏に4番小園海斗内野手(23)の適時打で、23回無得点だった日曜日のマツダスタジアムで、今季初… <広島9-3巨人>◇19日◇マツダスタジアム 広島が巨人に勝ち、今季同一カード初の3連勝で、4月5日以来の2位に浮上した。3点を先制された直後の1回裏に4番小園海斗内野手(23)の適時打で、23回無得点だった日曜日のマツダスタジアムで、今季初得点。さらに2死一、二塁から末包昇大外野手(27)が左中間へ逆転の1号3ランを放ち、今季最多3万1576人の観客を沸かせた。末包は3安打3打点の活躍だった。新井貴浩監督(47)の試合後の一問一答は以下の通り。 -初回からいきなり逆転 「すぐ取り返せたというのが大きかったですね。スエ(末包)のホームラン、すごく大きかったです」 -末包は猛打賞。 「そろそろ打つころかなとこっちも思っていましたし、本人も『そろそろ打ちます』と言ってましたんで」 -中軸以降にも安打、菊池に1発。 「今日出た若手もそうなんですけど、ベテラン中堅もしっかりと頑張ってくれましたし。カープらしい全員野球で、いい試合だったと思います」 -アドゥワは2回以降立ち直った。 「立ち上がりちょっと入り方が難しかったと思うんですけど、あとは粘りで打たせて取る彼らしいピッチングだったと思います」 -リリーフも見事なリレー。森浦は3者連続三振でした。 「きのうもそうでしたけど、今日もカッコ良かったですね。本当に素晴らしいピッチングでした」 -全員野球で巨人戦3連勝。次は首位・阪神。 「週末マツダでのゲームでなかなかいい試合を届けられてなかったので、きのうも今日も超満員のファンの前でいい試合を見せることができて、すごくうれしく思います。また明日しっかり休んでいい準備をして明後日の試合に臨んでいきたいと思います」 (囲み) -末包の打撃には長打が出そうな兆しが? 「練習でも試合でも、いい感じだったので、そろそろかなーっていう風には見てましたけどね」 -苦戦が続いた高橋礼から4点。 「そうね、そこは初回先制されたすぐ後ということだったので。すごくいい攻撃だったと思いますし、そこは打撃コーチとスコアラーがちゃんと対策を練ってくれて、それを選手がプレーしてくれたという、いい攻撃だったと思いますよ」 -4回に追加点を取って、左投手に対して林をそのまま打席へいかせた。 「やっぱり経験してもらいたいというのは、あるんで。ライト前だったかな。いいヒットだったと思うね。しっかり振り切っているんであそこに落ちてくれると思うし。またね、若い選手が試合に出ながら成長していくもんだと思っているのでいいヒットだったと思います」 -末包選手の1発。あの1発があるとないとでは展開も違う。 「大きいよね。ホームランというのはひと振りで流れ、空気を変えられるので。またね、3点先制された直後だったので、それはね、本当に大きかったと思います」 -ホームラン数が少ない中で改めて彼の役割は 「やっぱり期待するのは長打なんですけど、あまり長打、長打と思って力まなくていいので。相手も間違ったら1発いかれるというね。相手が嫌だと思うのでね。彼の長打というのは魅力ですよね」 -昨年から技術的な成長などは? 「もちろん本人も考えながら成長してくれていると思うけど、去年の自信が。11本かな。去年の自信があると思うんですよね。上がってきてからすぐ結果を残しているけど、打席でばたついてないというか。それは昨年の経験が自信になっていると思います」 -坂倉も2試合続けて。 「普通でしょ(笑い)。元々ね、昨日も今日もこれぐらいは打てる選手なのでね。きのうはきっかけにしてほしいと言ったんかな?本人もちょっと手応え感じているんじゃないですか」 -九里が抹消。 「そこはね、こっちの自分の戦略的な考えもあるし。彼もなかなか勝ちが付かず心身ともに疲労がすごく大きかったと思うので1回しっかりゆっくりして、次に備えてほしいというのと、先々のローテーションとかの考え。いろいろ変えていこうかなと。また、ファームでしっかり頑張っている投手もいるので。いろいろ考えて抹消しました。先々のことを考えて」 -リフレッシュとまでいかないかもだが。 「彼とは昨日の試合後、話もしたし。良かったね、初勝利ね。心身共に疲れていると思うから1回抹消するぞ、と。また体調を整えて次の登板頼むな、という風には伝えている。彼のフィジカル、コンディション面と、あとは先々のローテーションを考えて。ファームでも頑張っているピッチャーがいる、いろいろ複合的に考えてです」